タグの名寄せ方針を決定しました
こんにちは、Qiita運営です。
今日はタグの名寄せ方針についてお知らせいたします。
Qiitaでは、記事などにつけるタグを名寄せすることがあります。
しかし、その名寄せをする際の明確な方針が無かったため、今回決定し、公開いたしました。
前提: タグの名寄せとは
C
, C言語
のようにタグが複数に分かれているものを C
等に統一して記事に紐付け直すことを名寄せと呼んでいます。
名寄せをすることで、タグで検索した時に見つけやすく、書き手としても見つけてもらいやすくなります。
方針を決めた背景
タグの名寄せは、過去にQiita Discussionsで何度かリクエストをいただいていました。
Qiitaにはタグの名寄せの明確な方針がなかったため、どのタグをどのタグに名寄せをするのかの判断に毎回悩んでおりました。
タグの名寄せについては、運営が意図的に寄せることを避け、ユーザーの皆様の要望を取り入れた形で実行したいと考え、Qiita Discussionsで様々なご意見をいただいた上で方針を決定しました。
タグの名寄せ方針
Qiitaではタグの名称を自由につけることができるので、基本的に運営主導で名寄せをすることはあまりしません。
ただし、以下のような場合に名寄せを行います。
- 明らかな誤字の場合 (
Rails
/Ralis
) - caseが違うだけの場合 (
common-lisp
/CommonLisp
) - 英語と、英語の読みをカタカナ表記しているだけの場合 (
network
/ネットワーク
) - 正式名称の前後に余計な記号や文字がついている場合(先頭の
#
や、末尾の,
など)
これらの場合に、今までは概ね記事数の多い方に寄せていたのですが、判断が難しいものも出てきたので、今後は以下のようにしていこうと考えています。
- 明らかな誤字の場合 (
Rails
/Ralis
)- → 誤字をしていないタグへの名寄せ
- caseが違うだけの場合 (
common-lisp
/CommonLisp
)- → 公式サイトを見て正しそうなもの。ただし、
Common Lisp
のようにスペースがあるものはスペースを削るだけの方を優先
- → 公式サイトを見て正しそうなもの。ただし、
- 英語と、英語の読みをカタカナ表記しているだけの場合 (
network
/ネットワーク
)- → 片方があまり存在せず、記事数に大差がついている場合は多い方へ揃え、どちらも多い場合は 英語 に揃える
- 正式名称の前後に余計な記号や文字がついている場合(先頭の
#
や、末尾の,
など)- → 正式名称に寄せる
これは既存のタグを自動的に名寄せするというよりも判断の軸として使う想定で、既存のタグを自動ですべて名寄せする予定は今のところありません。
その他にいただいた意見
その他にもタグの名寄せについて、以下のような意見をいただきました。
- 余計な記号がつかないように自動で削除をする
- タグの別名を提案できる機能
ご協力いただいたみなさまありがとうございます。
今回は方針の決定だけですが、今後の改善として検討をさせていただきます。
最後に
これからも改善に取り組んでいきます。
ご意見・ご要望がありましたらQiita Discussionsよりいつでもお寄せください。
また、タグの名寄せを希望する方はこちらまでお願いします。