スライドモードをリリースしました

最近やっと念願のErgoDoxが届き、Dvorak用のキーマップを何度も書きなおしてはしっくりきてない mizchi です。プログラマブルキーボードは人類の夢、エンジニアのロマンですね。まあ、肩こり軽減のためにセパレートタイプにするのが本来の動機だったんですが。

人類の夢 = ???

ところで人類の夢といえば、怠惰なエンジニアの皆さんや、忙しい隙間を縫って資料を作成しないといけないビジネスパーソンは、少なからずMarkdownからスライドを生成したいと思ったことがあるはずです。手っ取り早く、自分が知ってる知識の応用で、リッチなGUI環境に頼らないテキストベースのオーサリングで…… そういう環境こそが求められているのでは?と常々自分は思っていました。なんせ僕も、卒論を全部Markdownで書いてPandocでTeXに変換していたような人間なので。

そこでこの度、Markdownで作成可能なスライドモードを実装し、リリースしました!

スライドモード概要

実際に動いてるのはこんな感じ。

スライドモードは Qiita / Qiita:Team どちらでも使うことができます。

スライドモードを利用するために、記事の編集画面および閲覧画面に対して、以下のような機能追加を行いました。

  • 編集画面に「スライドモード」ボタンを追加
  • 編集画面で変更がある度に、変更差分を検知してのリアルタイムプレビュー
  • 閲覧画面でのスライドビューでの表示
  • 閲覧画面でのスライドのフルスクリーン化

スライドモードの使い方

スライドモード」にチェックをいれて記事を投稿することで、スライドビューが表示されます。

slide-mode-recapture.gif

細かい仕様についてはスライドモードの紹介記事を参照してください。

スライドモード
Qiita;Teamでの詳細につきましてはこちらのヘルプページをご覧ください。
スライドモードとは

紹介記事自体もスライドモードで作られています。

ちなみに

qiita.com は

Qiitaは、プログラミングに関する知識を記録・共有するためのサービス

です。
スライドモードの投稿時にも、下記のガイドラインに照らしあわせたうえでご投稿お願いします。

良い記事を書くためのガイドライン – Qiita:Support

Qiita:Teamなら、どんな記事でも大丈夫です!

スライドモードの位置づけ

(ここからポエム的な何か)

Markdownからスライドを生成するツールは現時点で何種類か存在します。僕もいくつか愛用しているものがありますが、それらのオーサリングツールとしての手軽さと、ドキュメント共有ツールとしてのQiita/Qiita:Teamにシナジーがあるはずだ、というのをスタート地点にこの機能を考えはじめました。

で、業務中に勝手にプロトタイプをでっちあげて(2時間で作った)、社内にスライドモード自身を使ってプレゼンして、ゴーサインが出て調整を加えたのが、今回リリースするスライド機能になります。やりましたね。

誰に、何に、どのように

今回提供するスライドモードがフォーカスしたのは、以下の点です。

  • 作成の省コスト化: --- でページ分割という最低限の仕様追加。編集画面でのプレビュー対応
  • 公開コストの最小化: Qiitaの編集画面でスライドボタンにチェックを入れて、記事を公開するだけ
  • Qiitaのコラボレーションを活用: プレーンテキストなので編集リクエストや履歴管理を行える
  • Markdownセマンティクスの尊重: スライドとして書かれたものでも、Markdownそのままに読めることを意図

今回提供するスライドモードは、パワポやキーノートのような高機能なオーサリングツールを置き換えるものではありません。現実には依然としてコンテキストに依ってデザイン性が高いスライドは要求されるでしょうし、今回のスライドモードによって、専門のオーサリングツールのようなデザインの自由度の要求に応える気は、現時点であんまりないです。(反応を見ますが)

じゃあこんなシンプルなスライドモードを誰が使うのか?

「あなたは勉強会/ミーティングの発表者です。何かと忙しく、事前に資料をしっかり作る時間がありませんでした。発表内容は頭の中では大方決まっていてるのですが、とりあえず要点を書き出して… そのプレインテキストは手癖のようにMarkdownで… あ、この要点を書きだしたMarkdownから直接生成すればいいのでは!?」

というのが想定しているメジャーなケースの1つです。勉強会の会場着いてからの「うわーまだ資料作ってないわーうわー辛いわー」という、ありがちな寝てない自慢のような自虐風アピールを全力でサポートしたい!この機能にはそのような思いが込められています。

これから

ほとんど最小の仕様で組み上げたので、まだまだ拡張性を残しています。ご意見やご要望をお待ちしています。