Qiita Team に「グループ機能」が追加されました
5月も過ぎ去った昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Increments デザイナーの htomine です。
本日6/1は映画の日、そして「DEADPOOL デッドプール」の公開日でもあります。吹き替え版のほうが原作バリの過激なセリフを聞けるそうですので、皆様ぜひお出かけください。
さて、本日はQiita Teamの新機能、「グループ機能」についてご紹介します。
Qiita Teamいいんだけど、閲覧権限のある記事とかは投稿できないよなーとか、ちょっと人数増えてきてみんなで使うには向かないかも…と感じている皆さん、是非チェックしてみてください😏
概要
Qiita Teamに、メンバーを指定したグループを作成できる「グループ機能」が追加されました。
グループ機能とは
Qiita Team内に「グループ」を作成できます。
グループにはメンバーを追加でき、「社員」や「エンジニア」など、必要に応じて組織内のグループをQiita Team上に表現できます。
「グループ」を使って何ができるの?
記事投稿時にグループを選択することができます。
グループが指定された記事は、そのグループのメンバーのタイムラインにのみ流れて行きます。
例えば「営業部」と「開発部」とで同じQiita Teamを使っている場合に、全社向けの情報は通常通り全体に向け投稿し、「営業日報」や「Rubyについての技術的な記事」など、組織に紐付いた性質の記事はグループに投稿することで、複数の職種や組織でもうまく住み分けながらQiita Teamを利用できます。
「社員」グループのメンバーのタイムラインにのみ表示される
パブリックグループとプライベートグループ
グループは、作成時にパブリックかプライベートをどちらか選択できます。
パブリックグループでは、タイムラインに流れてこないだけで、グループ外のメンバーも検索やURLから記事を閲覧することができます。
プライベートグループでは、グループ外のメンバーはグループに投稿された記事を閲覧できませんし、グループの存在自体も認識できません。
例えば「役員」や「人事」など、同じQiita Team内でもどうしてもオープンにできない情報をやり取りする場合、プライベートグループを活用すると便利です。
逆に、部署や職業など、流通する情報自体には秘匿性がない場合は、パブリックグループを利用することで情報がクローズドになりすぎることを防ぎつつ、Qiita Team上で複数の組織の住み分けを実現できます。
サービス連携にも対応
現在提供しているSlackなどのチャット連携やWebhookといった外部サービス連携機能も、グループ機能に対応します。
グループごとにサービス連携を設定することができるので、例えば「開発部」グループの記事は Slack の #devチャンネルへ流す」といった設定が可能です。
※連携設定はこれまでどおり管理者・オーナーのみが可能です。
グループの作成権限
グループの作成は、Team管理画面より以下の2つの設定をお選びいただけます。
自分のチームの運用にあわせてお選びください。
- 誰でも
- Teamメンバーなら誰でもグループを作成できます。
- パブリックグループを比較的自由に運用される場合はこちらの設定をオススメします。
- 個人用グループを作ってメモ書きをどんどん投稿する使い方なども便利です。
- 管理者のみ
- 管理者・オーナーのみがグループを作成できます。
- いたずらにグループが生まれることを制御したいといった場合にはこちらの設定をオススメします。
- 大人数の組織では情報が蛸壺化しがちなので、こちらの設定でコントロールした状態においておくほうが良いかもしれません。
サポート記事
Qiita Teamのヘルプページにてグループ機能のガイドを用意しています。
こちらもご確認ください。
まとめ
「グループ機能」を使うことで、より大きな規模のチームや、複数のコミュニケーション単位をもつチームが一緒に働く組織にも対応できるようになりました。
Qiita Teamは、複雑な組織でもスムーズな情報のアウトプット・インプットのサイクルが回せるよう、今後も改善を続けていきます。
ぜひご意見をお寄せください!