Qiita Organizationをアップデートします

こんにちは、Qiita開発チームです。
今回は、7月15日からクローズドβ版で公開していたQiita Organizationを正式にアップデートすることをご連絡します。

変更は2021年10月20日(水)を予定しています。

Qiita Organizationとは

Qiita Organizationとは、Qiita内で組織単位での活動を支援するための機能です。Organizationごとの統計情報やランキング機能などを提供しています。

アップデート内容

今回のアップデート内容について紹介します。

Organization記事投稿機能

今回のアップデートから、記事とOrganizationを紐づけることができます。

今までは、ユーザーとOrganizaionを紐づけることは出来ても、記事とOrganizaionを紐づけることはできませんでした。

そのため、複数のOrganizaionに所属している場合に記事の末尾に表示されるOrganizaionを選択することが出来なかったり、Organizaionに関連しない記事を投稿する際に戸惑ったりということがあったかと思います。

今回からは複数のOrganizationに所属している場合でも記事を特定のOrganizationに紐づけが可能になります。また、個人記事として投稿したい場合も選択ができるようになります。

Organizationとして投稿した記事は以下のように、Organizationに紐づいていることが分かりやすくなっています。

Organizationに紐づけられた記事はメンバーが脱退後も、Organizationに紐づけられた状態になります(ユーザー側で紐付けの変更を行うことは可能です)。

それにより、Organizationに所属時代に書いた記事をOrganizationに残し続け、メンバーとしては脱退する、ということができるようになります。

また、Organization記事は著者との紐付けも維持されるので、記事がOrganizationに紐づいている状態でも、記事の著者がOrganizaionから脱退しても、いづれの場合も記事の著者のContributionの計算やユーザーページでの記事表示は維持されます。

Organizationフォロー機能

今回新たにOrganizationのフォロー機能を追加しています。

Organizationをフォローすることで、そのOrganizationに紐づけられて投稿された記事をタイムラインで確認することができます。

興味のあるOrganization単位でのフォローを行えるようにすることで、ユーザーとOrganizaionとのつながりを強めることを目指します。

フォローはOrganizationページサイドバーや、記事ページ下から行うことができます。

Google Analytics機能

Google Analytics機能は、Organization記事ページやOrganizationページなどにGoogle Analyticsのトラッキングコードを追加することができる機能です。

現在、個々のユーザーに対してのみ提供している Google Analyticsとの連携機能を、今回のアップデートでOrganizaionにも適用いたします。

これにより、どの記事に対して、どれくらいユーザーの関心が集まっているかなどの分析をOrganizaion単位で行うことが可能になります。

注意点

本アップデートにより1記事あたり1Organizationの紐付けに変更されます。
2021年10月20日(水)時点で、1つのOrganizationに所属している場合は、全ての記事の紐付けが維持されます(アップデート後に紐付けを外すことは可能です)

反対に2つ以上のOrganizationに所属している場合は、全ての記事の紐付けが一度個人に付与されます。Organizationに紐付ける場合は、再度紐付けの対応をお願いいたします。

紐付けたい記事が多く個別に設定することが難しい場合、こちらのヘルプページをご参照ください。

さいごに

今後、Qiitaをより盛り上げていくために、引き続きOrganizationの改善を行っていく予定です。

ご意見ご要望がありましたらいつでもお寄せください。
https://qiita.com/feedback/new