ガイドライン更新: 特定の個人を題材にした表現をしない

こんにちは、Qiita開発チームの htomine です。
今回、コミュニティガイドラインに一部追加をいたしましたのでおしらせします。

追加した内容

Please Don’t ‐ あなたやみんなが不快な体験をしないためのマナー

☝ 誹謗中傷や差別的表現を含む記事、犯罪行為の助長になる記事は禁止

上記の項目の補足として、下記の内容を記載しました。


特定の個人名を題材にした表現をしない
著名人・一般の個人に関わらず、特定の誰かを揶揄したり、気軽にネタにして扱うのはやめましょう。
Qiitaで技術的な内容を表現するときに、そうした方法で表現する必要は無いはずです。
あなたにとっては軽い気持ちでも、本人にとっては辛い体験となってしまうかもしれません。
また例え本人が知り得ない場であっても、誰であろうとバカにされたり、影で嫌なことを言われて気持ちよく思う人はいません。
Qiitaは、サービスを通してエンジニアを幸せにしたいと考えていますので、他人をそのように扱わない真摯なコミュニティを目指しましょう。


誹謗中傷と言わないまでも、当人にとってそうした捉え方ともなりかねない、個人名をあげつらった表現について十分慎重になってほしい、と言うものです。

背景: 特定の個人の名前や、その特徴をネタにする記事・コメントが広がって欲しく無い

皆さんも、有名人の名前や特徴をネタにした記事内容やコメント、タグ付けについて何度か見かけたことがあるかもしれません。
客観的に見て敬意を持って引き合いに出しているような場合はその限りではないものの、多くの場合はそれを揶揄するもの、ネタにしたものが多いかと思います。
有名税などという言葉もあり、社会の中では「著名人には何を言っても良い」とするような雰囲気もあるでしょう。またそこまで直裁でなくとも、友人知人などの関係性の中で、気軽にそうしたことをネタにした話題を出すことはままあることかと思います。そうした仲間内の雰囲気であれば、あまり良いことではないと思っても楽しめるという場合もあるかもしれません。
一方で、インターネット上やQiitaというコミュニティは、様々な考えを持つ人が集まったある種公(おおやけ)の場です。
当たり前のことですが、誰であろうとバカにされたり、影で本人が喜ばないことを言われることを気持ちよく思う人はいなく、そうしたことは公の場において見過ごされるべきではないと思います。
「ちょっとしたネタで他意はないんだから、目くじら立てることはないじゃないか」「ネタにマジレスかっこ悪い」そうした感覚で楽しめる方もいるとは思いますが、コミュニティとしてはそれに対してはっきりとNOと言えた方が良いだろう、と考え、今回このような追加を行いました。

Qiitaを利用するユーザーのみなさま、この機会に一度コミュニティガイドラインをご確認ください。
今後もより良いコミュ二ティ運営のためこうした方針や私たちの運用も含めて改善してまいりますので、引き続きご協力いただけますと幸いです。