質問機能のベータ版リリースのお知らせ

こんにちは、Qiita開発チームです。
今回は「質問機能」のベータ版リリースについてお知らせします。

質問機能では「質問」「意見交換」の二種類のフォーマットから投稿した後、回答の募集ができます。

質問機能を作った経緯

おかげさまでQiitaは、多くの方に課題の解決や発見、エンジニアコミュニティへの貢献の手段として使っていただけるサービスになりました。
また、現在のQiitaには、エンジニアを目指している方からエンジニアとして世界を牽引しているような方まで、様々な経験や分野の知識を持っている方がいます。

しかし、今まではプロダクトの性質上、アウトプットは記事投稿、コミュニケーションはコメント欄、と場所が限られていました。

今回、私たちは新たな形のアウトプット、エンジニアコミュニティへの貢献として「調べても正解が出てこないようなことや議論が必要そうなことを発見し、それを明らかにすること」を挙げています。
そして、今のQiitaであればそれを視覚化できるのではないかという仮説のもと、「質問機能」として未知のこと、最適解がないことを話せる場所を作りました。

Qiitaとしても大きな機能追加であり、Qiitaの使われ方も大きく変化していく可能性がある機能です。
まずはベータ版としてリリースを行い、ユーザーの皆様からのフィードバックを元にブラッシュアップを行っていきます。

ベータ版についてはこちら

現在用意している機能

現在は、以下のような機能を用意しています。

  • 質問のフォーマットを選べる
  • 質問の評価ができる
  • 質問を一覧できる(質問フィード)

質問のフォーマットを選べる

質問のフォーマットは現在以下の2つを用意しています。

  1. 質問
  2. 意見交換

フォーマットを選ぶことで、どのような意図の質問なのかを回答者に伝えることができます。
また、フォーマットによって以下のような違いもあります。

  • UIが変化
  • 回答順が変化
    • 質問はLGTMが多い順
    • 意見交換は時系列順
  • 意見交換では、質問者もディスカッションに参加可能

実際のページは以下のような内容です。

質問

意見交換

質問の評価

質問機能を作った経緯でも書いた通り、「まだ世で明らかになっていないものを明らかにする」こともエンジニアコミュニティへの貢献だと私たちは考えています。
そのため、回答だけではなく質問自体にも評価(LGTM)を行えるようにしました。
現状はコントリビューションへの計算には含めていませんが、今後の反映も検討しています。

質問フィード

トップページに新たに質問フィードを用意しました。ここでは回答を受け付けている質問を閲覧することができます。

最後に

まだまだこの機能には足りていない部分も多くありますが、ベータ版を使っていただいているユーザーの皆様と一緒にこの機能を育てていければと思っています。

この質問機能がエンジニアの成長と、エンジニアコミュニティの拡大の促進に繋がるよう、尽力してまいります。

ベータ版は以下のページから切り替えが可能です。
https://qiita.com/settings/beta-release

これからも改善に取り組んでいきます。ご意見ご要望がありましたらベータフィードバックからいつでもお寄せください。
全てのユーザーに向けてリリースする際は、改めてアナウンスさせていただきます。