Incrementsのリモートワークとフレックスタイム
こんにちは、@tshunskです。
風邪やインフルエンザの流行が気になる季節ですが、Incrementsでは先日予防接種の出張に来てもらって、ほとんどのメンバーがそこで予防接種を済ませてしまいました。予約が1回で済んだので、手配する側としても今年のインフルエンザ予防接種はすごく楽でした。
さて、今回はIncrementsのリモートワークとフレックスタイムについてご紹介します。
各自が最大のパフォーマンスを発揮するためのリモートワーク
Incrementsでは本年6月から全社員を対象にリモートワークを導入しています。取得日数の上限はなく、またリモートワークをする際の申請や許可などは一切不要な制度となっています。
本格導入の前には週に1日だけ実施し、検証を重ねた上で「リモートワークによるパフォーマンスの低下は見られない」ということが確認できたため、6月から全社で実施しています。
「リモートワーク」という名称にはなっていますが、意味合いとしては「Work Wherever(どこで働いてもいい)」に近く、家でも、会社でも、カフェでも各自が最大限のパフォーマンスが発揮できる場所を選択して働くことができる制度となっています。
家で仕事をすることが多いメンバーは椅子や机、ディスプレイなどに結構な投資をしていたり、逆に家では一切仕事しないというメンバーは毎日普通に出社していたりします。会議もリモートで行えるように、各会議室には大きなディスプレイとGoogleハングアウト用の機材が設置してあり、どこからでも会議に参加できるようになっています。
京都にいてすべてリモートワークというメンバーもいれば、週に2、3日だけリモートワークを使うメンバー、ほとんどリモートワークをしないメンバーなど、この制度の使い方は人それぞれです。なかには、スノーボードが大好きすぎて、冬の間だけ長野に移住する強者までいます。
社内のコミュニケーション
社内のコミュニケーション手段は、Slack、Qiita:Team、GitHubなどがメインですが、現在のところ大きな支障もなく業務をすることができています。もちろん、月に1回の全社ミーティングには出社してもらうようにしたり、ディスカッション時などは会議室に集まってもらうなど、すべてをリモートで完結できるようには厳密にはなっていない部分もありますが、「会社に来なくても働ける」制度としてすっかり定着しています。
また、オフィスTGIFやミートアップを開催するなど直後会って話せる時間も大事にしています。
働く時間に柔軟性を持たせるフレックスタイム
リモートワークとあわせて、働き方に柔軟性を持たせるためにフレックスタイムを導入しています。ルールは「コアタイムの13〜17時は必ずオンラインとなり、業務を行うこと」「月間所定労働時間(8時間×営業日)以上は必ず働くこと」の2つです。また、翌日の業務への影響を考慮して、午前0時以降の業務は原則禁止しています。
社内会議などはなるべくコアタイムに行い、それ以外はツール上で緊急度に応じて適切にコミュニケーションをとるようにしています。メンションなどの通知は受け取り側が制御する前提で、必要であればいつでもメンションしていいように社内でガイドラインを設けています。
朝早くから働き始めて夕方以降はジムに行ったり、家族と過ごしたりするメンバーもいれば、午前中に自分の用事を済ませて午後から働き始めるメンバーもいます。生活スタイルはそれぞれですが、1日4時間は同時に働く時間を設けることでコミュニケーション上での問題はほとんど生じていません。また、いろいろな業務についてGitHubやQiita:Team上でとにかくドキュメントを残していくことによって、非同期コミュニケーションの精度を高めるようにしています。
おわりに
Incrementsのリモートワークとフレックスタイムについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。現在の体制が完璧だとは思っていませんので、まだまだいろいろな制度やツールを試行しながらチューニングをしていくつもりですが、これらの制度を検討されてる方々に少しでもご参考になれば幸いです。
私たちが働き方について考える時に常に意識しているのは「どうすれば各自のパフォーマンスを最大限に発揮できるか」ということです。働く場所と時間に柔軟性を持たせることでパフォーマンスが発揮しやすくなるのであれば、そのためのサポートは会社として惜しむつもりはありません。
最後にIncrementsでは、このようなリモートワークとフレックスタイムのもとで働きたい仲間を絶賛募集中です。もしご興味があればこちらからご応募してください。