Kobito for Windows v2.0 リリース / 旧バージョンからのデータ引き継ぎについて
@mizchi です。Kobito for Windows久しぶりの更新です。今回はメジャーバージョンの更新で、それにともなって、データの引き継ぎが必要になるユーザーがいます。
ダウンロードはこちらから: Kobito for Windows – ソフトウェア開発者のためのMarkdownによる情報記録・共有ソフト
更新内容
- Qiita:Team のグループ機能の追加
- Electron本体の更新
- ダンプ作成/復元機能の追加
- 游明朝体の表示を改善
今回のアップデートに伴い、v1.x系からv2.0系では、内部的に保存していたデータに互換がなくなりました。誠に申し訳ないのですが、古いバージョンから新しいバージョンへデータを引き継ぐ場合、お手元でいくらか作業が必要になります。
v1.x から v2.x へのデータの引き継ぎ方法
この方法で引き継がれる内容は以下です。
- Inbox グループの記事
- Qiita/Qiita:Team で同期していない記事の状態
「すべての記事はQiita に同期済みだ」といった場合、再ログイン時に記事が同期されますので、この作業は不要です。
1. ダンプファイルの出力
v1.x の最新版では、起動時に次のような画面へ遷移します。
以下の「Create dump」ボタンを押し、ダンプファイルを書き出します。
この画面が現れない場合、一度終了して再起動後に最新版ダウンロードしたことを確認後、再び再起動してv2.0.x に更新されたのを確認してください。
なお、最新版のバイナリにせずに、この状態で使い続けることも可能ですが、弊社として今後のサポートは保証できません。ご注意ください。
2. ダンプファイルからの復元
ダウンロードした最新版のバイナリを開き、設定画面に移動します。
設定画面では、次のようなボタンが出現します。
「復元する」を押すと、先ほど古いバージョンで書きだしたダンプファイルから、データが復元されます。
注意点
データが復元されるのは ダンプ作成時の状態 なので、ある程度使用した後にもう一度復元してしまうと、ダンプ作成時点の状態まで巻き戻ってしまうためご注意ください。