スペシャルゲストも登場して盛り上がったQiita 2-day Hackathon総まとめ!
2013年2月2日(土)から3日(日)の2日間にわたって開催された、Qiita 2-day Hackathonの総まとめレポートです!
ハッカソンの概要
今回のハッカソンは下記の内容で実施しました。会場を提供していただいた株式会社デジタルガレージ様ありがとうございました!
- 日時: 2月2日(土)〜2月3日(日)
- 場所: 株式会社デジタルガレージ 9F
- テーマ: 「GitHub APIを使った開発」+ プログラマの問題を解決するサービス
- 賞品: iPad miniなど詳しくはこちら
当日の流れ
ハッカソン当日は2日の13時から開発を開始、希望者の方は夜もそのまま開発を継続し、3日の夕方に1チーム3分間のDEMOを行うという流れでした。宿泊設備があるわけではなく普通の会議室の床で寝るという、すごいイベントでした。(※宿泊は任意であり、宿泊設備がないことも事前了承済みでした。念のため。)
開発の様子
テーブルには協賛企業様のノベルティとKobito缶バッジが…!
2日目の昼食はネットジンザイバンク(株式会社セントメディア)様にご協賛いただきました!
デモ
ここでGitHub Co-Founder, COOの PJ Hyett氏とCIOのScott Chacon氏にも会場に到着、お二方の挨拶でデモがスタートしました。
最終的に発表されたプロダクトはなんと41作品!デモの時間が合計3時間近くと、最後の最後に体力勝負な感じでしたがどのプロダクトも素晴らしく、デモを見る度に目が覚めていきました!デモの詳細なレポートおよびプロダクト一覧は後日別エントリーにてご紹介いたしますのでお待ちください:)
懇親会
すべてのデモが終了し、懇親会へ。2日間の疲れからか、一部テンション高めで非常に盛り上がりました。一部の参加者の方は直接PJ Hyett氏とScott Chacon氏に自分の製作したプロダクトを売り込むなど、皆さんかなり積極的に交流されていました!
表彰
懇親会の宴もたけなわというところで、今回の2日間に渡るハッカソンの優秀作品発表がありました!
ちなみに審査の方法は下記の項目に沿って、すべて参加者の皆さまの投票により決定されました。
審査基準
- 実際にプログラマの問題を解決できそうか
- 多くのプログラマが幸せになれそうか
- アイデアはよいか
- 完成度
それでは、各受賞作品を発表します!
最優秀賞
Qiita 2-day Hackathonを制したのは、ishkawaチームの
“コミットごとにdiffからTODO: FIXME: などのコメントの追加/削除を検索し、自動的にGitHub Issuesのオープン/クローズを行う”プロダクトでした!
ishkawaチームが解決する問題
– GitHub Issuesのオープン/クローズをより簡単にします。
– コード内でTODO: FIXIME: が忘れ去られるのを防ぎます。
プロダクト概要
コミットごとにdiffからTODO: FIXME: などのコメントの追加/削除を検索し、自動的にGitHub Issuesのオープン/クローズを行います。
こちらは今回の特別ゲストであるPJ氏とScott氏も絶賛しており、過半数を超える票を集めるなど納得の最優秀作品でした!
最優秀賞を受賞されたishkawaさんには、QiitaよりiRemoconと、GitHub様よりGitHub Silver Plan1年間無料チケット($600相当)が贈呈されました。
onlab賞
onlab賞は、今回の共催である株式会社Open Network Lab様の提供です!
onlab賞を受賞されたのは、MOUNTPOSITIONチーム!
MOUNTPOSITIONチームが解決する問題
恥ずかしがり屋の開発者同士でコミュニケーションするのが難しいという問題を解決します!
プロダクト概要
GitHubアカウントから自動で自分の活動をアピールできるネームカードをiPhone上に表示します。また、作成したネームカードを昔懐かしいアナログかつデジタルな方法で交換できます。
こちらは技術的に面白く、ネームカードの交換にはデータを音に変換し、それをiPhoneのマイクとスピーカーを用いて通信するという方法をとられていたようです。
MOUNTPOSITIONチームには、株式会社Open Network Lab様よりiPad miniと、GitHub様よりGitHub Bronze Plan 6ヶ月間無料チケットが贈呈されました。
クラウドワークス賞
クラウドワークス賞は、株式会社クラウドワークス様の提供です!
クラウドワークス賞を受賞されたのは、GIGチーム!
GIGチームが解決する問題
ソーシャルコーディング時代における、あらゆるブログとかに対する最高のソリューションを提供します。
プロダクト概要
GIGはGitHubを利用したブログサービスです。GIGで記事を投稿すると、GitHub上のあなたのレポジトリに記事データが保存されます。手元で編集した記事をGitHubにPushすると、GIGはあなたのレポジトリ内の記事を自動的に同期します。
こちらはなんと既に公開されており、利用可能な状態となっています!
クラウドワークス賞を受賞されたGIGチームには、株式会社クラウドワークス様よりスマートフォンから操作することができるボール「Sphero」と、GitHub様よりGitHub Bronze Plan 6ヶ月間無料チケットが贈呈されました。
CodeIQ賞
CodeIQ賞は、CodeIQ(株式会社リクルートキャリア)様の提供です!
CodeIQ賞を受賞されたのは、MyGithubチーム!
MyGithubチームが解決する問題
昔書いたコードをなくさない、忘れないようにする。いつでも検索できるようにする。
プロダクト概要
Githubにある自分のソースコードをまとめてダウンロードします。合わせて検索用のインデックスを張ります。Webアプリを使って高速に検索、閲覧が出来ます。Githubサイトとの行き来が可能です。
MyGithubは10万件くらいまでならかなり高速にソースコードを検索できるという、すごいプロダクトでした!プロダクトは後日公開されるとのことですので、お楽しみに!
CodeIQ賞を受賞されたMyGithubチームには、CodeIQ(株式会社リクルートキャリア)様よりKindle Paperwhiteとアマゾンギフト券10,000円分が、GitHub様よりGitHub Bronze Plan 6ヶ月間無料チケットが贈呈されました!
講評
表彰の後に、PJ Hyett氏とCIOのScott Chacon氏よりデモを見た感想をいただきました!また、デモを見た両氏より最後に参加者の皆さまへスペシャルプレゼントがあったりして、とても好評でした:)
まとめ
今回は2日間(泊まり込み可)という非常にハードなハッカソンでしたが、それでも限られた時間の中で、非常にレベルの高いプロダクトが合計41作品も生まれました。改めて今回のQiita 2-day Hackathonにご参加いただいた皆さま、ご協賛・ご協力いただいた企業の皆さまに御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
ハッカソン中は何度もスライドに出ておりましたがw、Increments株式会社では「プログラマの誰もが楽しくプログラムを書いて、いろんなモノを生み出すことができる世界」の実現を目指し、今後もこういったイベント等を通じてプログラマの皆さまと楽しくプログラミングする機会を作っていきたいと考えておりますので、どうか今後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました!
参加者の皆さんのブログ記事
※こちらで発見したものを順次掲載しております。参加者の方でブログを書かれた方は、@Qiita_jpもしくはpr@qiita.comまでURLをお送りください。随時追加させていただきます。
- Qiita Hackathonに参加しました – blog.ishkawa.org
- Qiita × Github ハッカソンに行ってきた – 人工無脳が作りたかった
- ミキ★レポ: 【前編】コード書けないけど、Qiita Hackathonに参加してみた。
- ミキ★レポ: 【後編】コード書けないけど、Qiita Hackathonに参加してみた。
- 今日もどっこい生きている: GitHub上のコードを補完候補にするEZ Completionを作った
- [号外]Qiita 2 daysハッカソンに参加してきた | アライドアーキテクツ エンジニアブログ
- “Think Simple”の難しさ(2/6追加)
- Qiita Hackathonで作ったやつ – コンドル飛んでる、飛んでるよ!(2/6追加)
- Qiita Hackathon 03 で 優秀賞をいただきました – おんがえしの日記(2/7追加)
- Qiita 2-day Hackathon で「Hubstar」を作るまで | とんぶろ(2/7追加)
- Qiita 2-day Hackathon – satococoa’s blog(2/9追加)
その他
Qiita 2-day Hackathonに関するツイートをトゥギャりました!
結構な量でまとめるのが大変でしたが、当日を思い出しながら一つ一つ読ませていただきました!